Solo Monk
セロニアス・モンクというと、僕的には”気まま”という印象なんですよね。
あくまで”気まま”です。
これが自由気まま、下手したらわがままなんていう感じだと、バド・パウエルっていう印象なんですけど。
セロニアス・モンクのピアノには、その”気まま”な感じがよく出ていて僕は嫌いじゃありません。
中でもこの「ソロ・モンク」は、僕が一番多く聴いたモンクのレコードです。
なんか気分がよくないときでも、このアルバムに針を落とし、ダイナが聞こえてくると、小っちゃいことで悩んでいる自分がアホくさくなっちゃいます!
このアルバムは、60年代にコロンビアのアーティストとなってから、録音されました。
意外なことに、モンクは20~30年代のポピュラーに詳しいんだそうで、20年代の「ダイナ」や30年代の「あなたがはじめて」「アイム・コンフェッシン」などを取り上げています。
ピアノのソロなのに、なぜか引き込まれてしまう不思議な世界観を楽しんでください。
Side A
1.ダイナ
2.あなたに首ったけ
3.甘く美しく
4.ノース・オブ・ザ・サンセット
5.いとしのルビー
6.アイム・コンフェッシン
Side B
1.あなたがはじめて
2.何でも私に
3.モンクス・ポイント
4.アイ・シュッド・ケア
5.アスク・ミー・ナウ
6.思い出のたね
セロニアス・モンク(ピアノ)
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