The Art Pepper Quartet Art Pepper
僕は、偏見だと言われるでしょうが、当時聴いていたジャズミュージシャンはほとんどがいわゆる黒人でしたし、そうでなければジャズではない、、、とまで思っていました。
ビル・エバンスとか好きじゃなかったですもん。多分洗練されたオシャレなイメージが、嫌いだったのかもしれません。
そんな中で、白人のジャズとして唯一認めていたのがこのアート・ペッパーでした。
おそらく、チャーリー・パーカーやジョン・コルトレーンと同じくらいのインパクトを、アート・ペッパーのアルトを聴いたあとには受けるんじゃないでしょうか。
やはり、ジャズ好きにとっては、幸せそうな白人の演奏というのは、違ったジャンルになってしまうのかもしれません。
そんな中で、アート・ペッパーのような、人生の半分くらいを麻薬中毒で過ごしてしまうような、破滅的なミュージシャンを心のどこかでまっていたような気がします。
このアルバムは、1956年に吹き込まれています。
僕が大学生で、ジャズ喫茶に通っていた頃にはアート・ペッパーは50歳になっていました。
それでも、けっこういい演奏をしていましたがこの50年代のペッパーは、ムチャクチャいいですよ。
僕の大好きなジャズプレイヤーの一人です!!
Side A
1.アーツ・オパス
2.アイ・サレンダー・ディア
3.ダイアン
Side B
1.ペッパー・ポット
2.ベサメ・ムーチョ
3.ブルース・アット・トワイライト
アート・ペッパー(アルト・サックス)
ラス・フリーマン(ピアノ)
ベン・タッカー(ベース)
ゲイリー・フローマー(ドラムス)
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